Jujol Vistabella


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正面ファサード

10X10Mの正方形プランを対角線を主軸にしたほぼシンメトリーのファサードである。プランは簡単な幾何学であるが、レンガ積みによる大小の交差ボールトにより、複雑な空間となり、そのまま立面に出てきている。

中央屋根尖塔部

屋根中央部には、レンガを積み上げ不揃いの自然石で縁取りされた鐘楼の尖頭アーチが交差ボールトから立ち上がっている。石は細工されることなく、現場で一個一個注意深く積まれている。それがこの建物独特のデザインとなる。

ゴシック風尖頭アーチの開口部

開口縁部はレンガ積。下部は穴開きプレコンのブロックに白大理石、上部はブロックを半分にした枠にステンドグラスが嵌め込んである。合理的かつ簡単、ローコスト仕上げ。

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正面入口

この交差ボールトの交点が10X10Mの正方形プランの原点となる。開口部入口部分は、3p厚の薄いレンガで階段状に迫り出しながら頂部で閉じた積み方になっていて、レンガを節約した、野石積みとの合理的な積み方である。

 

       側面壁

野石積みの壁に穿たれた、大小二つの尖頭ゴシック窓。開口部は、レンガ積みの枠で補強されている。開口幅は、1Mと0,5Mで大は小の半分のプロボーション。

祭壇部

祭壇部へと延びる交差ボールトで、祭壇基壇部をカテナリーアーチで三等分し、祭壇、キリスト像、ステンドグラス、お告げの鳩がジョジョール流デザインで劇的な空間になっている。

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祭壇部

祭壇床は白と黒の大理石張り。奥の壁は、3つのカテナリー曲線のアーチでデザインされ、水色を使いジュジョールバロックで劇的な装飾が施されている。

 

 

 

入口部分上部

2階床はカタルーニャの古民家でよく見られる、木の丸太の梁の上に薄いレンガを敷き、それを型枠にしてモルタルを流した床スラブとしている。2階手摺は木造で左右対称に斜め60度に配し、中央部は、三位一体を表す正三角形でシンプルにデザインしている。

洗水盤

大理石を刳り貫いた洗水盤をレンガ積みの壁に設置している。

レンガ積みと大理石を刳り貫いたむくの質感のコントラストが合理性を感じさせ、美しい。